今回はPS1のゲームをPS2実機でプレイする際に使うと便利(?)な機能を紹介したいと思います。
ご存知の方々もいらっしゃると思われますが……
その機能とは、『補間処理』と『高速読込』!!
荒々しい削り出しのポリゴンを(少しだけ)滑らかな表現にし、長い読込を(気持ち)短縮してくれる便利機能です。
ただ、ゲームによっては音や画像等に乱れ出ることもあるので、遊ぶゲームに合わせて使ってみてください。
設定変更方法
電源リセットで設定は元に戻るので、起動ごとに設定してください。
1. ディスク無し(またはフタをあけたまま)の起動画面から「本体情報」の画面へ行きます。

△ボタンで本体情報の画面へ
2. 「本体情報」の画面から「PlayStationドライバー 詳細設定」の画面に移動します。

ここでも△ボタンで詳細設定画面へ
3. 「ディスク読込速度」を『標準』から『高速』へ、「テクスチャマッピング」を『標準』から『補間処理』にそれぞれ変更します。

PlayStationドライバー詳細設定変更画面

補間処理はゲームに合わせて標準と使い分けてみてください
あとは、×ボタンで起動画面まで戻ってゲームソフトをセットしてプレイします。
比較画像
いくつか画像比較も載せておきます。

左:標準 右:補間処理あり
キャラはPSの「ストリートファイターEX2 PLUS」から。

左:標準 右:補間処理あり
床やギザギザした感じの表現がいくぶんマイルドになっているように感じます。
補間処理は、3Dポリゴンキャラのゲームには向いているようですが、2Dドットゲーには向いていないようです。

スパ2X標準
PSの「ストリートファイターコレクション」から「スーパーストリートファイターIIX」で比較。

補間処理ありだと、1P体力ゲージに縦線が……
上が標準、下が補間処理ありですが、体力ゲージに線が入ったりしています。
あと最初にふれましたが、高速読込だとまれにBGMやSEが早くなったりノイズが入ったりするゲームもあるようです。
ゲームに合わせてお好みで使ってみてください。
まとめ
個人的には、「PS1」が「PS2」までは進化しきれないが「PS1.4」ぐらいになるイメージでしょうか。
PS1のゲームをする際にはぜひお試しくださいませ。