今回は、PS2のメンテナンスの基本である「カバーの開け方」を紹介します。
自分でメンテナンスする人にとっては必須スキルですが、とても簡単です。
やることは「裏面のネジを外してカバーをはずす」だけです。
はじめに
やったが事ない方も、この記事を見て実際にやってみれば、すぐにできますよ?
ただし、封印シール(はがすとメーカー保証云々と説明があるシール)をはがすことになりますので、抵抗がある方はやめておきましょう。
今回使用するのはSCPH-70000ですが、SCPH-75000~SCPH-90000も、やり方は同じです。
用意するもの
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プラスドライバー
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精密(先の細い)マイナスドライバー
(なければ、形状が似てて硬いものなら代用可)
これでOKです。
ついでに、あると便利な道具も紹介しておきます。
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ミニタイプの電動ドライバー
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電動ドライバーに付ける精密ドライバー
電ドラに精密を付けると、色々すぐに開閉できて作業が捗りますよ?
裏面のネジを外す
やり方
まず、ソフトは抜いておき、コントローラーやメモリーカード、配線等は全部はずして裏返しておきます。
精密マイナスドライバーで、ネジを隠してあるカバー(6ヵ所)を外します。
破損しないよう、あまり力を入れないように気をつけましょう。
裏面に封印シールがあるタイプは、その封印の下にネジが隠れていますので、シールをはがすか、カッターでネジカバーの形に切り取って、ネジカバーを外しましょう。
2箇所はゴム足がネジカバーを兼ねています。
奥側(電源コネクター接続の方)がネジカバーですので、間違って手前側(コントローラー接続の方)のゴムをはがさないようにしましょう。
ネジカバーを外したらネジを外すだけです。
これで本体のカバーが上下に開きます。
多少ひっかかり感はありますが、力を入れすぎて壊さないように気をつけましょう。
と、いうことで今回は「薄型プレステ2のカバーの開け方」なので、これにて作業は終わりです。
本体内部の掃除をしよう
けっこうカバーの中にホコリがたまっていたりするので、たまには開けて掃除(エアーダスター等でホコリを飛ばす)をしましょう。
夏場など、冷却ファン等にホコリが詰まって内部の温度が下がらず、ゲームのプレイ中に突然ブラックアウト(強制終了)することもありますので……。
それでは皆様もよいプレステ2ライフを!